現役法学部生マロマロの部屋

現役大学生がいろいろ語るブログです。あくまで参考程度にどうぞ!

現役法学部一年生が実践!参考資料の探し方

 皆さんこんにちは!多くの大学では、今年度ほとんどの授業でオンライン形式」が導入され、苦戦を強いられたことだと思います。特に自分含めて皆さんが苦労したのは、ほぼすべての授業で課される課題レポートでしょう。レポートでは多くの場合で参考文献を参照するようにという指示が出ますが、図書館もなかなか行けず、参考資料探しは非常に大変だったと思います。

 という事で、今年度私が実践した参考文献の収集方法を、いくつかをご紹介したいと思います!ちなみにあくまで法学部生向けですので、悪しからず!もちろん法学部以外の方も参考にしていただけると幸いです。

 

※あくまで私の通っている大学で、私なりの調べ方の話ですので、詳細は各大学ごとに調べてください!

 

 

1.CiNii Articles

 

 恐らく多数の方が資料収集で使われたでしょう。一つ目は「CiNii Articles」です!

 このサイトの便利なところは、フリーワードで検索しただけで色んな大学のレポジトリやJ-STAGEの論文を探せるところです。また、もし自分のレポートに使えそうな立場で論文を書いている先生が見つかったら「著者検索」を利用して、その先生が書かれた論文を探すことも可能です!もちろんご自身の大学の先生方の論文も読めるかと思います!

 

 ただし気を付けないといけないのは…

 

「機関レポジトリ」J-STAGEなどの表記がある論文でなければ見れないことの方が多いです。(見れる場合もあるんですけど…)その他の論文を探すときは、他のオンライン上のサイトで探すか、大学の図書館をはじめとする専門施設で蔵書を探して、直々に読みに行くなどするしかないでしょう。また、雑誌論文等ならば、自身で購入するのもありでしょう!

 

 

2.Westlaw Japan

 

 こちらも法学部生ならお世話になっていることでしょう。二つ目は「Westlaw Japan」です!

 このサイトの便利なところは、調べられる文献が判例のみならず、雑誌論文等も見つけることができるという点です。当然、一部見れない文献もありますが、各種「判例百選」法学教室などを読むことができます!調べること以外でも、ざっとかかる文献を眺めるだけでも勉強になると思うので非常におすすめです。

 また、その他に便利なところは、判例を調べるとそれに付随して、その判例の評釈が関連事項に出てきてくれるところです!そのため、判例読んでもイマイチ言ってることがわからない!という時は、即座に先生方の評釈が読めるので、学習の効率化が図れます!また、そのまま先生方の意見や論点を引用したり、参照したりすることもできるので、まさに一石二鳥というわけです!

※もちろん丸写しなんてNGですし、ルールに則った引用、参照をしてくださいね!!

 

 ただし気を付けないといけないのは…

 

 この「Westlaw Japan」は有料サイトですので、一般の方が独学で使用する際にはかなり難しいものがあると思います…。また、かかるサイトと契約していない大学の場合も然りですので、詳しくは各大学の図書館のサイトを確認してみてください!ちなみに私の大学の場合も、大学図書館のウェブサイトから接続するといった形です。二度目ですが、必ず各大学のウェブサイトを確認して接続してみてください!

 

3.LEX/BD

 

 三つ目は「LEX/BD」です!このサイトは、主に判例を調べる時に使いました。上記の「Westlaw Japan」でも判例は見つけられますが、たまに見たい判例がないこともあります。そんな時はこちらのサイトを利用して、補足的に判例を参照します。

 こちらも、上記の「Westlaw Japan」同様に大学図書館のサイトから接続しますので、詳細は各大学の大学図書館のウェブサイトを参照してみてください。

 

4.Google

 

 四つ目は、みんなお世話になっているGoogle先生です。最近は学術的なキーワードを入れると、検索結果の冒頭に論文が出てくることもありますが、やはりあまりおススメできません。というのも、上位にヒットするどこの誰が書いたかわからないようなブログや、まとめ記事みたいな情報はあまりあてにはできませんし、参照や引用なんてもってのほかです。それに法学においては、結構学説の論争があるので、それに沿った形でレポートを書くのが無難だと思います。しかしながら、稀に「CiNii」等で読めなかった文献が読めることもあるので、馬鹿にはできません。あくまで最終手段的に利用するのが良いと思われます。

 

5.各種公的なウェブサイト

 

 五つ目は、「公的なウェブサイト」です。主に法律関係の問題の現状の整理や、国や行政の立場を整理する際などに参考にしています。例えば、国の立場や国際的な会議の報告書等など読みたい時は、法務省ですし、現状における法律関係の社会問題の整理や批評的見解であれば、日弁連「法テラス」を参考にするといった具合です。

 その他、各種公式のホームページを確認すれば、分科会の報告書や各種組織の報告書等も読めます!十分参考に値するので、侮らず探してみると良いと思われます!

 

6.指定の教科書&参考文献

 

 六つ目は、「指定の教科書&参考文献」です。指定の教科書があるなら、そこにヒントがあるのは当然ですよね。なので、指定の教科書がある場合は、まずはそこから読み始め、+αでネット上で文献を探すことをおススメします。また、先生方が紹介してくださっている参考文献等があれば最優先で読むべきですし、それを「要約しなさい」みたいな課題では、他の文献は参考程度に調べる程度に抑えておくのが妥当でしょう。

 

 

 

 

 いかがでしたでしょうか?以上、私が今年度の講義で参考文献を探す時に使った主な手段でした。再三になりますが、あくまで私が通っている大学で、私なりの収集手段ですので、あくまで参考程度に!各大学の詳細については、ご自分の大学図書館ホームページ等で調べてみてください!また、各課題、先生方の指示があると思うので、それに従うようにしてください!!

 

 初投稿につき拙い文章ですが、誰かの参考になれば幸いです。最後までお付き合いいただきありがとうございました!