現役法学部生マロマロの部屋

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対面講義とオンライン講義が共存「ハイブリッド型」の理想について考える回

 

 皆さんこんにちは!

 という事で、今回は前回までのオンライン講義の是非に関するまとめ記事を受けて、来年度以降予想される「ハイブリッド型」(対面講義とオンライン講義の併用)がどうあるべきかについて考察、まとめていきたいと思います!

 三部作の最終回という事で、最後までお付き合いよろしくお願いします!

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 <a href="https://pixabay.com/ja/users/geralt-9301/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=3382503">Gerd Altmann</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=3382503">Pixabay</a>からの画像

 

 

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1.大教室での講義は基本的にオンライン

 

 第一の提案は、「大教室での講義は基本的にオンライン」です!

 

 まず、前提としてコロナ禍という事があります。

 そのため、感染リスクを低くするためにも、大教室で密になって講義を受けることはあまり好ましいとは言えません。

 それにアクティブラーニングを導入しにくい大講義室の講義なら、話を聞くだけのタイプが多いでしょうし、対面で学生がいないことは、さして問題でもないでしょう。

 

 また、オンライン講義のメリットについての記事でもお話した通り、「リアルタイム型」講義に限ってはチャットYoutubeライブのようにコメントを飛ばすことができます。

 そのため、大教室の講義でも学生とのレスポンスを大事にしたいという先生は、かかる機能を効果的に使う事で、理解度を図り、学生の知的好奇心を確認しつつ講義をすることができます。例えば、「質問を送れば、読み上げて返答します。」とか、「チャットにこの問いにおける答えやあなたの考えを送ってください。」と言えば、学生のレスポンスを得ることができるでしょう。

 

 正直一学生の私からすると、大教室で顔もあがっている状態&緊張でガッチガチ状態で質問されるよりも、チャットの方が遥かに気楽ですし、冷静なレスポンスを返せます。

 

 まぁ、先生方もパソコンに向かって話し続けるのが辛いと思うので、賛否両論ではあると思うんですけどね…

 

 以上、第一の提案は「大教室での講義はオンライン」でした!

 

 

2.ゼミやアクティブラーニングは対面講義

 

 第二の提案は「ゼミやアクティブラーニングは対面講義」です。

 

 私自身、今年度のオンライン講義で、語学系の講義や発表が伴う講義で

 

「オンラインやりにくい~!!」

 

 と幾度となく思いました。

 

 まず第一の理由として、グループワークしづらいという事があります。

 社会人の方や一般人の方からすれば、Web会議システムを使う時は、顔出しは当たり前みたいな風潮があるかもしれませんが、大学においてはこの限りではないです。むしろ顔出ししないのが当たり前です。

 そのため、グループメンバーの顔がわからないから話づらいし、ミュートで無言貫く迷惑な人もざらにいました。

 また、いざ普通に話ができたとしても、通信環境の問題で固まったり、話が重なって譲り合いみたいな状況になったりと弊害はまだまだあります。

 

 ましてこの期に及んで、無言貫く人もいて結果的に一部の人だけ頑張るなんて事態もざらでしたし、お前何しにここにいるんだよって突っ込みたくなるレベルです。

 

 第二の理由として、発表の時に生じる不都合です。

 大方のWeb会議システムでは、例えばパワーポイントを使って発表する時に、画面の主導権は画面を共有した本人にのみ与えられます。

 そのため、グループメンバーが数人いた場合、「私ここからここまでやる!」「じゃあ僕はここから最後まで発表する!」みたいな役割分担が非常にめんどくさいです。

 

 ぶっちゃけ、準備から何からプレゼンターが一人ですべてこなしたほうが楽。

 

  そうなると、当然のことながら、一人にかかる負担が非常に大きくなります。であれば、わざわざグループでやる必要性はないと言わざるを得ないでしょう。

 

 上記二点の弊害を鑑みるに、アクティブラーニングが伴う事が必須な、ゼミ、語学系講義、その他グループ活動が主体の講義は対面講義の方が適していると言えます。

 

 しかしながら…

 

 例え少人数と言えど、話をする以上はコロナによる飛沫感染のリスクをある程度は負わなければなりません。それ故に最低限、一講義に参加する人数の制限や、時限の調節等は行うのが賢明でしょう。

 まぁ個人的には、せめてスポーツ系の科目はビビらず対面で開講してあげてほしいと思いますけどね~

 

 

 以上、第二の提案は「ゼミやアクティブラーニングは対面講義」でした!

 

 

 

 

3.オンライン用に空き教室を開放する

 

 第三の提案は「オンライン用に空き教室を開放する」です。

 ハイブリッド型になった時に想定される一番のめんどくさい点は

 

「オンライン講義と対面講義が同日になった時大学行くのめんどくさい問題」

 

 オンラインはオンラインで、対面は対面で日程を調節できるように履修ができれば理想です。が、そうはいかないのが大学の履修登録というもの。

 家が大学に近ければ問題ないと思いますが、同日にリアルタイム型の講義と対面がある場合は、通学時間の問題等もあるため、できれば学内で受けちゃいたいですよね。

 現に私の大学でも、学内で講義を受けていた人は、キャンパス内の空いているラウンジ等を利用して講義を受けていました。

 

 今までは原則オンラインで、対面講義は体育等しかなかったから成り立ったと思いますが、もし対面講義が増えたのなら、流石にキャパオーバーでしょう。

 そのため、オンライン講義用に空き教室を作ってもらうのが良いと思われます。

 

 しかしながら、当然にその教室が満員になったり、その中で喋られたりしたら溜まったものではないので空き教室の管理者を作ることや、無駄に通学することを防ぐ手段を取るという事が重要になるでしょう。あくまでも、感染対策が最優先ですね!

 

 以上、第三の提案は「オンライン用に空き教室を開放する」でした!

 

 

 

4.成績の評価は統一に

 

 これに関しては賛否両論かと思いますが、第四の提案は「成績の評価は統一に」です。

 

 例えば、対面講義とオンライン講義が同日にあった場合、もしオンライン講義の課題が当日の24時までだった場合どうなるでしょうか?

 対面講義が終わって、即座に帰宅し、画面を見ながら課題をこなす。これが1日だけなら我慢できるでしょうが、そんな日が週に何回もあって、15週やるなんて言ったら正直めんどくさすぎますよね。

 上記の例は極端ですが、それでも課題が普通に出ている状態で、同時に対面講義を受けに通学するのはめんどくさいです。課題の量や質次第では、土日もろくに休めない可能性もありますからね。

 

 また、期末の時期は更に大変な可能性があります。対面講義は対面のテスト、オンライン講義は期末レポートなんて分けられると非常に困ります。

 期末レポートを書くにも一日じゃ終わりません。課題の吟味、必要な課題には参考文献やエビデンスのリサーチ、推敲、見直し、とかなりの時間を要します。

 そうであるのに、同時期に「テスト勉強もやってください」と言われた日には、パンクしてしまいます…。

 

 そのため、基本的に各講義の成績評価は期末のテストorレポートに統一するようにしてもらい普段の課題を減らしてもらうか、あるいは普段の課題を出すにしてもリアクションシート程度のものにしてもらい、主の成績は期末レポートorテストにするというのが妥当かなとは感じます。

 

 以上、第四の提案は、「成績の評価は統一に」でした!

 

 

 

5.おわりに

 

 いかがでしたでしたでしょうか?

 まとめると

  1. 大教室での講義は基本的にオンライン
  2. ゼミやアクティブラーニングは対面講義
  3. オンライン用に空き教室を開放する 
  4. 成績の評価は統一に

 でした!

 

 

 

 上記以外にも各人思う事があると思います。文科省もオンラインを進めていたくせに、いきなり対面をしろ!といった無理難題を言っていることもありますし、どこか大学生は置いてけぼりみたいなイメージがあるので、ぜひとも大学生の生活を犠牲にするのではなく、前向きな検討をしていただきたいところです。

 

 

 

 今こそ、#大学生の日常も大切だ!ですね!

 

 

 

 最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 それではまた👋

 

 

 

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